【結論】ベタつく肌にも保湿が必要な理由
皮脂で肌表面がベタついていると、「自分は油性肌だから保湿は不要」と考えてしまいがちです。しかし、皮脂が多く分泌されていることと、角層が十分にうるおっていることは全く別の現象です。
ベタつきを理由に保湿ケアを完全にやめてしまうと、角層の水分不足が進み、肌のすこやかなコンディションが損なわれてしまいます。肌の水分と油分のバランスを補い保つためには、正しい洗顔と部位に合わせた保湿ケアを行うことが不可欠です[3]。
「インナードライ」とはどのような肌状態を指す言葉か

美容の領域でよく使われる「インナードライ」という表現ですが、これは医学的な診断名や病名ではありません。一般的な美容用語として、以下のような肌傾向をわかりやすく説明する際に用いられています。
- 肌表面:皮脂の分泌が多く、Tゾーンなどを中心にベタつきやテカリが見られる状態。
- 角層(肌の内部):水分量が不足しており、洗顔後やエアコンの室内などでカサつきやつっぱりを感じる状態。
皮脂のベタつきだけに目を奪われて洗顔をやりすぎたり保湿を控えたりすると、角層の乾燥を防ぐことができず、かえって肌の水分・油分バランスを崩す原因になります[3]。
皮脂があるのに乾燥やつっぱりを感じる理由
肌の表面を覆う「皮脂量」と、角層内に保持されている「水分量」は、それぞれ異なる仕組みで保たれています。そのため、皮脂がしっかりと分泌されている肌であっても、角層のうるおい保持能力が不十分であれば、洗顔後や空気の乾燥した環境下でつっぱり感やカサつきが生じます[1][3]。
「乾燥しているから必ず皮脂が増える」という単純な因果関係として断定することはできませんが、角層に十分な水分を与え、適度な油分で保護して水分の蒸発を防ぐケアが重要です[3]。
夏終盤に乾燥を感じやすくなる主な要因
夏の終わりから秋口にかけては、季節特有の環境変化や生活習慣の蓄積により、肌がつっぱりやすくなります。
- 長時間のエアコン使用:冷房や除湿機能の長時間使用により室内の空気が乾燥し、肌から水分が失われやすくなります[1]。
- 紫外線ダメージの蓄積:夏の強い紫外線を浴び続けることで、皮膚のバリア機能が低下し、水分を保持しにくくなります。
- クレンジングや洗顔のやりすぎ:汗や皮脂のベタつきを落とそうとして、1日に何度も洗顔したり擦ったりすることで、必要なうるおいまで洗い流してしまいます。
インナードライを招きやすい注意すべきNGスキンケア
良かれと思って行っているケアが、角層の乾燥を助長している場合があります。以下の習慣に心当たりがある方は見直しが必要です。
- 皮脂を落とそうとして1日に何度も洗顔する:肌に必要な保湿因子まで流出してしまい、乾燥の原因になります。
- 熱いお湯ですすぐ、強めの摩擦を与える:熱すぎるお湯は必要な油分を奪い、ゴシゴシ擦る動作は角層に物理的ダメージを与えます。
- 化粧水だけで済ませ、クリームなどを塗らない:化粧水で水分を与えても、油分による保護を行わなければ、時間が経つにつれて水分が蒸発してしまいます[3]。
洗いすぎを防ぐ正しいクレンジング・洗顔方法

すこやかな肌を保つ第一歩は、クレンジングと洗顔で肌に必要なうるおいを守ることです。
クレンジングと洗顔料の役割の違い
メイクなどの油性汚れを浮かせる「クレンジング」と、汗や古い角質・不要な皮脂を落とす「洗顔料」は役割が異なります。それぞれの製品の使用量を守り、目的に合わせて正しく使用しましょう[3]。
やさしい洗顔の手順
- 手をきれいに洗い、洗顔料をしっかり泡立てます。
- 直接手で肌を擦らず、泡を転がすようにTゾーンから優しく洗います。
- 人肌程度のぬるま湯で、すすぎ残しがないよう丁寧に洗い流します。
- 清潔なタオルで押さえるように水分を拭き取り、時間を空けずに速やかに保湿を行います。
化粧水・美容液・クリームの役割と正しい順番

洗顔後の保湿ケアは、アイテムごとの役割を理解して順番に行うことが大切です[3]。
| アイテム | 主な役割 |
|---|---|
| 化粧水 | 肌に水分や保湿成分を与え、角層をうるおす[3] |
| 美容液 | 目的に合わせたうるおい成分や整肌成分を補強する |
| クリーム | 油分を補い、水分蒸発を防いでうるおいを保つ[3] |
化粧水で肌にうるおいを与えた後、クリームなどの乳化物で肌表面に膜を作ることで、皮膚の水分・油分バランスを維持することができます[3]。
ベタつく部分と乾燥する部分で保湿量を調整する方法
顔全体に均一の量のクリームを塗るのではなく、部位ごとの状態に合わせて塗布量を調整する「部位別保湿」が効果的です。
- 乾燥しやすい「頬・口元」:クリームを適量手にとり、指の腹でやさしくなじませます。カサつきが気になる部分は重ね塗りをします。
- ベタつきやすい「Tゾーン(額・鼻)」:頬になじませた後、手に残った少量のクリームで軽くなじませる程度に留めます。
朝と夜の基本的なスキンケア手順
毎日の具体的なスキンケアの流れを朝と夜に分けて確認しましょう。
朝のスキンケア
- やさしい洗顔(ぬるま湯またはマイルドな洗顔料)
- 化粧水で肌に水分を与える[3]
- 美容液をなじませる
- 部位別に量を調整しながらクリームを塗る[3]
- 日焼け止めで紫外線から保護する(秋口もUVケアを継続)
- ベースメイク
夜のスキンケア
自分の肌状態を見分けるセルフチェックリスト
ご自身の肌の傾向や普段のケア方法を確認してみましょう。
- Tゾーンはベタつくが、頬や口元がつっぱる感じがする
- 洗顔後、時間を置くと肌表面の乾燥感や張りを感じる
- ファンデーションが崩れやすいのに、部分的に粉を吹いたようになる
- ベタつきが嫌で、化粧水の後に乳液やクリームを使わないことが多い
※このチェックリストは、日頃のスキンケア方法を見直すための目安であり、肌質や皮膚疾患を判定・診断するものではありません。
皮膚科へ相談した方がよい症状
化粧品によるお手入れは、皮膚の乾燥を防ぎ、すこやかに保つ範囲で行うものです[3]。以下のような異常がみられる場合は、無理に化粧品だけで対処せず、使用を中止して皮膚科専門医等にご相談ください[2]。
お肌に異常が生じていないかよく注意して使用し、お肌に合わないときはご使用をおやめください[2]。
夏終盤の保湿ケアに取り入れられるREVIのアイテム
日々の正しいスキンケアをサポートする選択肢として、REVI(ルヴィ)の基礎化粧品をご活用いただけます。健やかな肌の水分・油分バランスを保つための保湿ラインナップです[3]。
- REVI パーフェクトモイストローション:みずみずしいテクスチャーで、洗顔後の角層にしっかりとうるおいを与え、肌をすこやかに整える化粧水です[3]。
- REVI パーフェクトモイストクリーム:植物由来成分や保湿成分をバランスよく配合。ベタつきにくく、乾燥しやすい部位への重ね塗りにも適した保湿クリームです[3]。
洗顔で余分な汚れを優しく落とした後、これらのアイテムで段階的にうるおいを補給することで、乾燥による肌荒れを防ぎ、しっとりとした素肌へと整えます[3]。
まとめ:正しい洗顔と部位別保湿で夏終わりの肌をすこやかに
肌のベタつきを感じていても、角層の水分が不足している状態では、適切な保湿ケアが必要です[3]。洗いすぎによるダメージを防ぎ、化粧水とクリームの役割を正しく理解して、部位ごとの保湿量を賢く調整しましょう。毎日の丁寧なケアが、季節の変わり目にも揺らぎにくい美肌を育みます。
よくある質問(FAQ)
Q. 夏や残暑の時期でもクリームは塗ったほうがいいですか?
A. はい、与えた水分の蒸発を防ぎ、皮膚の乾燥を防ぐためにクリーム等の油分補給は重要です[3]。ベタつきが気になる部分は薄く伸ばし、乾燥しやすい部位を中心に塗るなど、量を調整して使用することをおすすめします。
Q. 朝の洗顔はぬるま湯だけで十分ですか?
A. 前夜のスキンケアの残りや睡眠中に出た皮脂が気になる場合は、やさしい洗顔料を使って洗うのが望ましいです。肌の状態や季節に合わせて柔軟に選択してください。
Q. 紫外線対策は秋になっても必要ですか?
A. はい。残暑や秋口であっても紫外線は地上に届いています。角層の乾燥を防ぎ肌をすこやかに保つためにも、日焼け止めによる紫外線対策を続けましょう[3]。



